Blog Post

ハッピータイム・ドライビング・スクール体験記(3)

皆様、こんにちは!
お待たせいたしました・・・。
先日からお伝えしている交通安全講習体験記ですが・・・。
衝撃のバイキングランチの発表の後・・・
いよいよ授業が始まりました。
先生の最初の質問は・・・
「では、これから一人一人、簡単に自分の名前と、どうして交通違反切符をもらったかを教えてくれないかな?
それから、自分にとってのペット・ピーブスがあれば、それが何かも話してくれないかな?」
というものでした。
「ペット・ピーブス(PET PEEVES)」って何???
聞いたことない英語なんですけど(汗)・・・。
と、内心冷や冷やしていたら、さっきバフェーを注文していた黒人のおじさんが、
「ボクはスピード違反だね。子供を学校に送って行こうとして、スピードを出し過ぎた。」
と先頭を切って話し始めました。
バフェ―にしか興味がない食いしん坊さんかと思ったけど、実はなかなか協力的なおじさんだったようです。
何にでも積極的に参加するタイプなのかも・・・
・・・ちょっと見直しました。
すると先生は、
「スピード違反なんだ?何マイルオーバーしていたの?」
「15マイルぐらいかな?」とおじさんが言うと、
「惜しいな。ボクの経験からすると、10マイルまでは制限速度をオーバーしても、大抵は見逃してもらえる。
警察官がガールフレンドに逃げられたとか、虫の居所が悪ければ、話は別だけどね。
だから10マイルぐらいはバッファが設けられているというか、大目に見てもらえる余裕がある。それを超えるとまずいんだね」
と、そのおじさんが実際に出していた速度を例に取って、説明を始めました。
なるほど、生徒の個人的体験をネタに、話を進めて行くんですね。
アドリブっていうのは、そういうことか・・・
・・・と、私が一人納得していると、
「車に乗っているときは、何でもやっちゃいけない・・・ってことではないんだね。
一応、表向きには『絶対にやるな!』と言っているけれど、ある程度は大目に見てもらえる猶予がある。
携帯なんかもそうだね。
渋滞に巻き込まれているときに、緊急の連絡があったりとか、どうしても避けられないときがあるでしょ?
そんなときは、まあ、スピーカーフォンで話すとか、対策を万全にする。
言ってみれば、『セックスは絶対にするな!』と言っているけれど、どうしても避けられないときは『コンドーム忘れんな』とか言うじゃない?
あんな感じだね」
叫び
・・・あ、あんな感じって、どんな感じ?
なんだか、わけのわからないたとえを持ち出す先生。。。
まあ、こういうたとえを持ち出されたら、確かに忘れないですね・・・。
下ネタだから、笑っちゃうし。
いやぁ、先生らしくない先生だなぁ・・・
・・・と考えていると、話は
「では、君のPET PEEVESは?」に移行。
お、例の「ペット・ピーブス」。
どういう意味だろう?・・・と耳を澄ませていると、
おじさんは「割り込みをかけてくる人」と答えている。
どうやら、どんなことにムカつくか、というようなことを答えればいいみたいですね。。。
必死に頭の中で答えを準備する私。
すると先生は、そうそう、とうなずき、
「そうなんだ、割り込みってのは、実は事故の原因として一番多いんだ。
正直に言ってみよう、運転中に他のドライバーに対してフリップ・オフ(中指を立てること)したくなったことがある人!
手を挙げて!」
・・・続々と手を挙げるクラスメート。。。
う~ん、それにしても、なかなか血の気の多いドライバーが多いみたいです。
誰かが、「しょうがないときもあるけど、わざと割り込まれるとホントムカつく!」と発言。
すると先生は、
「そうだね。特にこっちが入れてもらおうとしてスピードを出すと、急に対抗してスピードを出してきたりされることがあるよね。あれはムカつく。
ああいうのは、まあ心理ゲームというか、力を誇示したくてやることが多いんだ。
優位に立ったと思ったら、そのときは気分がいいかもしれない。
だけど、あとで天国に行ってから、『おまえは何回心理ゲームに勝った。でかしたぞ』なんてことは、言われないだろうと思うんだね。
むしろ、逆のことを言われるかもしれない。
まあ、世の中にはいろんな人がいるんだよ。
バーなんかで働いたりすると、よくわかるよ。
ほんとにしょうもない人って、たくさんいるんだ。」
・・・この先生、若そうだけど、さっきの人生哲学といい、結構、大変な経験をしてきているのかな?
「そういう人たちを毎日見ていると、面の皮が厚くなってくるというか、多少の悪さには驚かなくなる。
だから、まあ、すぐにカッとならないことだよ。
勝ちたいという気持ちはわかるけれど、そういうときはちょっと冷静になってみると、トラブルが防げたりするんだね」
なるほどね・・・
結局、レッスンの最初のポイントは、スピード違反なんかでつかまった人が多いから、冷静に運転をしましょうということみたいですね。
そして、「ちょっと古いんだけど、1本目のビデオ」と言って、見せてくれたのが、こちらのビデオでした。

確かに古いけど、そこそこ面白いと思ったけどなぁ。
ディズニーだし。
・・・さて、ビデオを見た後は、私が自己紹介をすることになりました。
ちょっと緊張しつつ、「日本から来ました、蘭野ハンナです」と自己紹介を始めました。
詳細は、次回に続きます。

ツイッター⇒@HanaKRansom です。引き続き相互フォロー受付中!読者登録(アメーバ)の方もよろしくお願いします。

ハッピータイム・ドライビング・スクール体験記(3)」への7件のフィードバック

  • SECRET: 0
    PASS:
    Pet peeve!
    私もハイスクーラーの時に、自分についてのアンケート的なもの(year bookと一緒に配られる学級新聞みたいなもの)に
    Pet peeveの項目があって、初めてそこで意味を知りました。
    今の私のpet peevesはtailgaters と
    spammersだわ。

  • SECRET: 0
    PASS:
    おもしろい先生!それにしても、また続きを待たなきゃならない。。。はやく書いてねー。ねえねえ、もう翻訳やめてブログ作家で食べてくっていうのどうかな?おもしろいよー!

  • SECRET: 0
    PASS:
    >か~ちゃんさん
    そうですかぁ。pet peeveって、結構使われている単語なのかもしれないですね。アメリカのハイスクールって、私も行ってみたかったなぁ。
    >今の私のpet peevesはtailgaters と
    >spammersだわ。
    ウケる!tailgaterって、車の後をしつこくついてくる人のことですか?spammerは私も同感です~。

  • SECRET: 0
    PASS:
    >akichanさん
    >はやく書いてねー。ねえねえ、もう翻訳やめて>ブログ作家で食べてくっていうのどうかな?お>もしろいよー!
    ありがとうございます!ほんと、ブログ作家になれたらいいなぁ。これからも応援お願いします!

  • SECRET: 0
    PASS:
    コメントは迷惑でしょうか?
    なんか思わず見てしまいこうやってコメントを残したのですが不思議な出会いですよね。
    是非、私のブログにも遊びに来てほしいです。

  • SECRET: 0
    PASS:
    よかったら読者になってもいいですか?私は、普段アパレル勤務しています。服を売る毎日!!私が買いたいです!笑まぁ、内容は独り言みたいなものなので気にしないでください・・・また遊びに来ま~す(^^)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Related Posts

本ウェブサイトは、ご利用者様の経験を改善及びパーソナライズし、広告を表示するためにクッキーを使用します。また、Googleアドセンス、Googleアナリティクス、YouTubeなどの第三者からのクッキーも含まれる場合があります。本ウェブサイトを閲覧及び利用した時点で、お客様はクッキーの使用に同意したものとします。プライバシーポリシーは、適宜更新しております。右のボタンよりプライバシーポリシーをご確認ください。