海外在住の日本語翻訳者とつながることのメリット(2)

今日は、前回の「海外在住の日本語翻訳者とつながることのメリット(1)」の続きをお話ししたいと思います。 海外在住の日本語翻訳者と仕事をすると、いろいろとメリットがありますが、ここでは具体的な事例を3つほど挙げてみたいと思います。 1. 時差を活用できる 短納期…
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海外在住の日本語翻訳者とつながることのメリット(1)

北海道富良野市で暮しているときに、田舎暮らしはいろいろと得るところが大きかったけれど、同業者がまわりにいないという点では、孤独感を感じることがあった。 そんなとき、アメリカやイギリス、オーストラリアなど、海外在住の翻訳者といろいろと他愛ないおしゃべりをすること…
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英語を勉強してよかったと思うとき

数日前、NHKの朝の連続ドラマ「花子とアン」を見ていたら、主人公のはなが通う学校に、英語だけで過ごさなければいけない日があり、それが苦痛ではなが逃げ出そうとする、というシーンがあった。 逃げようとしているところを、先生たちに阻まれ、ネイティブスピーカーである英…
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「花子とアン」を翻訳者が見て思ったこと

先週から始まったNHK連続テレビ小説「花子とアン」を毎日欠かさず見ている。 私にとって、村岡花子さんは翻訳の大先輩と言える。 田舎の出身であること、ミッション系の女子校に行ったこと、クリスチャンであること、それに名前が似てるので、ついつい自分と重ね合わせてしま…
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私が翻訳の仕事をはじめたきっかけ

私が翻訳の仕事をするようになった最初のきっかけは、ウン十年前、アメリカの大学院に行っていたときに、日本語でハイテク関連ニュースを配信しているニューヨークの報道機関で働く友人から、「バイトしない?」と、声をかけられたのがきっかけだった。 「ハイテク関連の英語のプ…
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タイムマネージメントのすすめ(4)メンタリティ編と総括

昨日はボケていたので、今日は気を取り直して、「タイムマネージメントのすすめ」の続きと総括をしたいと思います。 まずは、メンタリティ編から。 1. 苦手な仕事を先に片付けて、好きな仕事をご褒美にする 仕事と一口に言っても、自分が好きで苦にならないものもあれば、苦…
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タイムマネージメントのすすめ(3)作業環境編

昨日からご紹介している、全米翻訳者協会のタイムマネージメントのオンラインセミナーで学んだことをご紹介するシリーズの続きです。 今日は「作業環境編」です。 1. 時間の使い方を洗い出してみる 自分の典型的な一日を振り返り、どのような時間の使い方をしているか、記録…
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タイムマネージメントのすすめ(2)コミュニケーション編

昨日予告したとおり、今日は全米翻訳者協会主催のタイムマネージメントに関するオンラインセミナー(※1)で学んだことをいくつかご紹介したいと思います。 時間を有効活用して、作業効率をアップさせるには、どうすればいいのでしょうか。 今日はコミュニケーション編です。 …
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英文法の勉強は必要か?

今日は、ちょっとだけマジメな話をしますね。 翻訳者になる前に、英語/英会話学校の講師や日本語教師などをしていた関係で、時々英語の勉強法を聞かれる。 よく質問されるのが、「英文法の勉強なんて、必要ないんじゃないですか?」というもの。 そういう意見の持ち主は、「ネ…
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字幕翻訳者・戸田奈津子さんの翻訳について考えたこと(5)(最終回)

これまで、戸田奈津子さんの翻訳について検証してきた。 誤訳・珍訳と呼ばれる翻訳の原因として、 (1)現地での経験(経験値)の少なさによる知識不足 (2)制作スタッフや視聴者との年齢差が広がったことによる感覚のずれ (3)新時代の到来に伴う変化への対応の遅れ (…
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字幕翻訳者・戸田奈津子さんの翻訳について考えたこと(4)

戸田さんの誤訳・珍訳の検証を続ける。 戸田さんの誤訳の例としてよく挙げられる代表的作品に、「ロード・オブ・ザ・リング」と「フル・メタル・ジャケット」があることがわかった。 特に、「ロード・オブ・ザ・リング」は、全面的にやり直しになったと聞いている。 その他、「…
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字幕翻訳者・戸田奈津子さんの翻訳について考えたこと(3)

戸田さんの誤訳にはどんなものがあるのか、具体例をちょっと調べてみた。 映画評論家の町山智宏さんが、戸田さんが「ma'am」を「マダム」ではなく、「お母さん」と訳している、と指摘しておられた。 ご存知の方もおられると思うが、「ma'am」(マァム)は男性が女性に…
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字幕翻訳者・戸田奈津子さんの翻訳について考えたこと(2)

戸田さんの翻訳を見ていてつくづく感心するのは、全体の「雰囲気」をつかむのがうまいな~ということだ。 まずは作品を通して見て、細かいところよりも全体の流れや雰囲気をざっと把握して、その感覚を頼りに作業を進めておられるのではないだろうか(あくまで推測ですが)。 雰…
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字幕翻訳者・戸田奈津子さんの翻訳について考えたこと(1)

先週、朝日新聞で、字幕翻訳者・戸田奈津子さんに関する記事が連載されていた。 戸田奈津子さんは、私にとって子供の頃から憧れの存在だった。 子供の頃、戸田さんの翻訳に感激して、自分もいつか英語がわかるようになりたい、と強く思ったものだ。 好きな映画は、字幕を暗記す…
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ローカリゼーションと翻訳

私の専門はローカリゼーションと言って、主にパソコンや携帯で操作するソフトウェアを英語から日本語にする仕事です。 ソフトウェアだけでなく、マニュアルやホームページ、アンケートなども日本語にします。 翻訳と同じようなことをしているわけですが、翻訳とどこが違うかとい…
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