英語にも敬語ってあるんですね

/ 翻訳者・著述家
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こんにちは!ランサムはなです。

2018年から2019年の夏まで、一年半ほどアメリカの大学で日本語講師を務めました。

とても楽しくて有意義な体験だったけど、「先生」と呼ばれるのには、最後までなじめませんでした。

なにしろ20年以上もフリーランスという、「肩書き」とは無縁の世界で、組織の後ろ盾もなくパソコン一台で戦って来た一匹狼ですから、「はなさん」って呼んでいただけるのが個人的には一番しっくりきます。

でも、さすがに学生に「ハナ」とか「はなさん」と呼ばせるわけにはいかない(日本社会についての知識が身につかない)ので、学生には「センセー」(漢字で「先生」と書くと違和感MAXなのでカタカナで表記)と呼んでいただきましたが、自分が教壇に立つようになって初めて、学生が「敬語」らしい英語を使って話しかけてくることに気付きました。

これは短い期間、会社勤めをしたときには気付かなかったことです。ビジネスの現場にいたときはあまりこういう実感はありませんでした。でも学校では、やっぱり上下関係ってあるんだなぁ。

アメリカ英語には敬語なんてほとんどない、と思っていたのですが、学生は教師に話しかけるときは「Professor」という呼びかけを使うんですね。特に先生と一定の距離を置きたいときに、この傾向が顕著になるみたいでした。

状況としては、試験中にお手洗いに行きたくなったときとか、こちらからの許可が必要なときに手を挙げて「May I go to the restroom?」とか言うんですが、このときに完璧なフルセンテンスで、教科書に出て来るような文章を発話するんですね。あとはこちらに何かしてほしいときは「Would you~?」って表現を使います。

その改まった物言いから、敬意を示そうとしていることが伝わってくるわけです。「Can I~?」のようなカジュアルなタメ口は、よほど気を許して甘えているようなときしか使わない。

「英語には敬語がない」、という話をよく聞きますけれど、だからと言って馴れ馴れしく話しかけて来られるのかというと全然そうじゃなくて、言葉の選び方や態度で敬意を表すんだな、ということを実感しました。だから「敬語がない」、という説明は、専用の表現がない、という意味では正しいですが、敬意を示す言い方がないわけではないので誤解を招きやすいですね。

でも、「先生」って肩書きがつくだけでこんなに周囲の扱いが変わるなんて、何だか怖いですね。経験年数や技術的にはまだまだかもしれませんが、後ろ姿や生き様から学生に何かを学び取ってもらえるような「先生」像を目指していきたいな・・・と思いました。

短い期間でしたが、若い世代のために自分にはどんなことができるのかを考えさせられるきっかけとなり、いい経験だったと思います。

今は大学という枠組みを超えて、翻訳者を目指している方々や日本語を勉強中の外国人の方々のお手伝いをしていますが、自分の立ち位置とか、人生の先輩としてどう接していきたいかなど、色々と考えさせられました。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

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