機械翻訳、再び…

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皆様、こんにちは!ランサムはなです。

昨年暮れから、しばらく避けていた機械翻訳のポストエディット(後編集)のお仕事に再挑戦してみています。

内容は、商品カタログです。

以前からブログを読んでくださっている方はご存知かと思いますが、実は機械翻訳というのは、これまでにも二度ほど手を出して、あえなく撤退しています。

なぜかというと、機械翻訳って人間が翻訳するときのミスをはるかに逸脱した、人間なら絶対にしないと思われるような、とんでもない翻訳をするからなんです。

たとえば、「Star Wars」を「星戦争」ってやっちゃうみたいな(←これは実例ではないです。最近はグーグル翻訳でもちゃんと訳されてるけど)。アナタ、あの有名な映画も知らないの??みたいな間違い方をします。

そこまで常軌を逸した間違いをされると、こちらの脳は「ダメな翻訳」を通り越して「不可解」と判断し、ショートを起こしそうになるんですね。「直す」どころの話じゃなくて「やり直す」しかなくなる。

もう異星人と話しているとしか思えない。明らかに血が通っていないんです。

それがなんかこう、爬虫類と話をしているみたいで気持ち悪いのよ。

生理的に受け付けないわけです。

そこまで拒絶反応を感じる私が、なぜ今回機械翻訳に再挑戦したかというと・・・

前回撤退してからしばらく経ってるので、精度がどれぐらい上がったか見てみたかったんです。

グーグル翻訳の精度も上がったことだし、1~2年前と比べたら、質が高くなって少しマシになっているかもしれない。なので精度がどの程度改善されているか、自分で見てみたいと思いました。

やはり敵(?)のことは研究しないとね。

で、実際に見てみた印象ですが・・・

まず結論から言うと、機械翻訳が向いている分野と向いていない分野っていうのがあると思うんだけど、「商品カタログ」というのは、比較的相性が良い分野なのかもしれないと思いました。

まあ、一文一文が短いし、「何枚セット」「フリーサイズ」とか、定型表現が多いですよね。こういう定型表現をデータベースみたいに頭の中に蓄積していけば、割と機械的に処理できるのかな?・・・という感じもします。

1つの文章がずらずら~・・・と長い契約文や特許なんかに比べたら、ぶつ切りだし繰り返しも多いから、機械翻訳に向いているかもしれませんね。

ただ、仕様みたいなところは機械翻訳でもまずまずなんだけど、解説文になると「は?」みたいなのが多くなるなと思いました。さっきの「スターウォーズ」→「星戦争」みたいに、固有名詞を普通に訳しちゃったり、文化的ジョークが盛り込まれている文章みたいなものは、やっぱりうまくできていないなと感じました。この辺はまあ、想定の範囲内。

それにしても、機械翻訳と人間翻訳の両刀使いの翻訳者になるって、果たして可能なんでしょうかね?

寿司屋にたとえるなら、高級店の板前さんが回転ずし店で(楽しく)働く、なんてことが可能なのか?

これってなかなか大変なことだと思うんですよ。求められてるものが全然違う。長年培ってきたノウハウというか、こだわりに目をつぶれって言われてるようなものだから。

基準を変えて対応しないと、人間翻訳が雑になってしまいそうだから、機械翻訳は機械翻訳で別の基準を確立する必要があると思います。

今回のお仕事も、いじりすぎもいけないし、いじり足りないのもいけない、っていうことだったんですけど、やっぱり良いものにしたいと思うからどうしても手を入れすぎちゃう。

でも、それは機械翻訳の世界では、良くないことらしいんですよね。

いや~しかし、この不協和音みたいな機械翻訳に、どこまで耐えられるだろうか・・・

ある程度我慢していれば、いつか慣れるときがくるんだろうか?自分でもわからない状況です。

それにしても、商品カタログを翻訳していて思ったけど、世の中にはいろいろな需要ってのがあるんですねぇ。

自分なら絶対に買わないような(というか、思いもつかないような)商品が売られていたりするんですね。

で、自分としては未知の分野だから、類似商品がどういうふうに翻訳されているんだろう?と思っていろいろネットでリサーチすると、あとで「はなさんへのおすすめ商品」でとんでもないものが紹介されてて、我ながらぎょっとするという(笑)。

検索エンジンが描く私のイメージって、とんでもない姿になっていそうで怖いっす(笑)。

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