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言葉の変化についていく努力

言葉の変化についていく努力

こんにちは!ランサムはなです。

今回、本のプロモーションのために日本に一時帰国したときに、ネイルサロンで見かけた雑誌の表紙に「エモい」という表現を発見。

なんじゃこりゃ?」と思いました。

英語の「Emotion」と関係がありそうだということは文脈から判断できたのですが、いまいち使い方が「???」で・・・。

フリーランス翻訳者だったときは、一年の半分を日本で過ごしていたので、新しい言葉も感覚として吸収できましたが・・・。

大学で教えていた間は、アメリカで過ごす時間が長くなってしまい、そんな時間的余裕がなくなってしまいました。

そこで考えた末、Facebookでつながっているお友達に意味をたずねることにしました。

「エモいって、よくわからないのですが、教えていただけないでしょうか」と・・・。

そうしたら、思いがけない反響が!

翻訳者仲間や日本語の変化に敏感なお友達が、

えもいわれぬ」の意味もあるらしい、とか、

ツイッターでよく見る」とか、

重めの感情をまとったものに使う」とか、

若い人(30代程度まで)が使う」とか

「エモ」という短縮形もあるとか、皆さんいろいろな情報をお寄せくださいました。

と~っても心強く、ありがたかったです。

言葉というのは生き物で、鮮度が大事だと私は常日頃思っています。

私の本(写真で見る 看板・標識・ラベル・パッケージの英語表現)も、最新の表現が載っていることが付加価値になっていると思っています。

友人には「日本語らしい日本語、日本という現場で使われる日本語への感覚を忘れないようにしたいと定期的に日本に滞在されている、かなりの職人気質の翻訳者のはなさん」なんて書いていただきましたけど・・・第一線で活躍していくためには、こういう感覚を鈍らせないための努力が必要だと思います。

英語圏で暮らしていると、日本語に対する感覚が鈍ってくるのは避けられません。

(逆に日本で暮らしていると、英語力の劣化を感じるのでどっちもどっちですが・・・)

でも、「アンチエイジング」じゃないけど、できる限り劣化を防ぐ努力をしないといけないと思うわけです。

読者は日本在住の日本人なわけですから、読者に寄り添う翻訳を心がけるべき。

それは翻訳者として、当然なことです。

そのためには日本の空気感みたいなものにも、敬意・注意を払うべきだと思うんです。

日本への滞在期間が短くなると、日本語への感覚が鈍るのでは、ということが一番の懸念でしたが・・・

SNSという媒体を通じて、ある程度は劣化を防ぐことができるのではないか・・・と、今回の経験を通じて確信できました。

ということで、今後も新出語や見かけない言葉について、質問をしていこうと思います。

おつきあいいただければ幸いです。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

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