タイムマネージメントのすすめ(3)作業環境編

昨日からご紹介している、全米翻訳者協会のタイムマネージメントのオンラインセミナーで学んだことをご紹介するシリーズの続きです。 今日は「作業環境編」です。 1. 時間の使い方を洗い出してみる 自分の典型的な一日を振り返り、どのような時間の使い方をしているか、記録…
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タイムマネージメントのすすめ(2)コミュニケーション編

昨日予告したとおり、今日は全米翻訳者協会主催のタイムマネージメントに関するオンラインセミナー(※1)で学んだことをいくつかご紹介したいと思います。 時間を有効活用して、作業効率をアップさせるには、どうすればいいのでしょうか。 今日はコミュニケーション編です。 …
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英文法の勉強は必要か?

今日は、ちょっとだけマジメな話をしますね。 翻訳者になる前に、英語/英会話学校の講師や日本語教師などをしていた関係で、時々英語の勉強法を聞かれる。 よく質問されるのが、「英文法の勉強なんて、必要ないんじゃないですか?」というもの。 そういう意見の持ち主は、「ネ…
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字幕翻訳者・戸田奈津子さんの翻訳について考えたこと(5)(最終回)

これまで、戸田奈津子さんの翻訳について検証してきた。 誤訳・珍訳と呼ばれる翻訳の原因として、 (1)現地での経験(経験値)の少なさによる知識不足 (2)制作スタッフや視聴者との年齢差が広がったことによる感覚のずれ (3)新時代の到来に伴う変化への対応の遅れ (…
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字幕翻訳者・戸田奈津子さんの翻訳について考えたこと(4)

戸田さんの誤訳・珍訳の検証を続ける。 戸田さんの誤訳の例としてよく挙げられる代表的作品に、「ロード・オブ・ザ・リング」と「フル・メタル・ジャケット」があることがわかった。 特に、「ロード・オブ・ザ・リング」は、全面的にやり直しになったと聞いている。 その他、「…
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字幕翻訳者・戸田奈津子さんの翻訳について考えたこと(3)

戸田さんの誤訳にはどんなものがあるのか、具体例をちょっと調べてみた。 映画評論家の町山智宏さんが、戸田さんが「ma'am」を「マダム」ではなく、「お母さん」と訳している、と指摘しておられた。 ご存知の方もおられると思うが、「ma'am」(マァム)は男性が女性に…
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字幕翻訳者・戸田奈津子さんの翻訳について考えたこと(2)

戸田さんの翻訳を見ていてつくづく感心するのは、全体の「雰囲気」をつかむのがうまいな~ということだ。 まずは作品を通して見て、細かいところよりも全体の流れや雰囲気をざっと把握して、その感覚を頼りに作業を進めておられるのではないだろうか(あくまで推測ですが)。 雰…
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字幕翻訳者・戸田奈津子さんの翻訳について考えたこと(1)

先週、朝日新聞で、字幕翻訳者・戸田奈津子さんに関する記事が連載されていた。 戸田奈津子さんは、私にとって子供の頃から憧れの存在だった。 子供の頃、戸田さんの翻訳に感激して、自分もいつか英語がわかるようになりたい、と強く思ったものだ。 好きな映画は、字幕を暗記す…
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ローカリゼーションと翻訳

私の専門はローカリゼーションと言って、主にパソコンや携帯で操作するソフトウェアを英語から日本語にする仕事です。 ソフトウェアだけでなく、マニュアルやホームページ、アンケートなども日本語にします。 翻訳と同じようなことをしているわけですが、翻訳とどこが違うかとい…
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