こんにちは!ランサムはな運営局です。
先月開催したATA認定採点者によるセミナー「ATA認定試験のいろは」では、たくさんの方にご参加いただき、誠にありがとうございました!今回も内容が濃く、充実した情報が飛び交う会となりました。
なかなかご予定が合わず参加を断念した、という方もお見受けしました。録画のご用意がないイベントということもあり、断念された方は申し訳ありません…!
次回開催への参加希望のお声や、第2回のイベント「米国翻訳会社との付き合い方」の再開催のリクエストもたくさんいただきましたので、年末の忙しい時期ではありますが、急遽年内に第4弾の開催が決定いたしました!
第4弾のテーマは、「米国翻訳会社と付き合う翻訳者の心得」です!
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前回のイベント概要と参加者の声
前回のイベント「ATA認定試験のいろは」では、過去回同様、ATA(アメリカ翻訳者協会)にて採点者(グレーダー)として活躍されているベテラン翻訳者の佐々木サマーズ章子さんをスピーカーとしてご招待し、ATAについての基本知識からATA認定試験の最新情報など、ATAにまつわる様々なトピックについてお話いただきました。これまでのイベント同様、佐々木さんがご提供くださる情報量は非常に多く、たくさんの学びがあったことと思います。
改めまして、ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました!
今回も参加者の皆さまからフィードバックのお声をたくさんいただき、佐々木さんはもちろん運営局一同、全て拝見いたしました!せっかくですので、参加者の方々のお声をいくつかご紹介させていただきます🌸
これまでATAについてもATA認定試験についても知識が全くといっていいほどありませんでしたが、今回の佐々木さんのお話を伺い、双方の全体像が把握できました。ありがとうございます。
また、実際にATA会員になられた先輩の感想を聞けたことも、具体的なイメージを思い浮かべるのに役立ちました。(capricornさん)
「ATA 認定試験のいろは」というタイトルでしたが認定試験そのものの説明だけでなく、ATA とは何か、JLD の存在など、全くATA のことを知らない私でもとてもわかりやすい説明でした。また、限られた時間の中でも佐々木さんができるだけ細かく、理解しやすく説明してくださったことが(しかも日本語で!)本当にありがたかったです。。(Eri Hayashiさん)
ATAについて詳しく知ることが出来たので、とても良い機会となりました。
ATAは中堅の翻訳者さん達の集まりというイメージを持っていたので、
初心者ほどATAに入った方が良いというお言葉に少し驚きました!(森本さん)
有用な情報を得られた方が多く見受けられ、実りのある時間になったことが伺えました。上記以外にもたくさんの方々にフィードバックをいただき、この場を借りてお礼申し上げます、誠にありがとうございました!
これまで過去3回にわたるイベントのフィードバックとして、たくさんいただくのが「翻訳者の海外展開」について。特に、「実際に翻訳者として活躍している方の経験をもとに海外の翻訳市場について話を聞ける点が良かった・聞いてみたかった」と言ってくださる方がたくさんいらっしゃいました。
そこで今回はこういったリクエストにお応えしたく、今回も佐々木さんをゲストスピーカーとしてお招きして第4弾を実施いたします!
第4弾「米国翻訳会社と付き合う翻訳者の心得」の見どころは?
先述した通り、第1〜第3弾までの参加者の皆さま、そして参加を検討された方々からいただくフィードバックとして大変多いのが「実際に翻訳者として活躍している方の経験をもとに海外の翻訳市場について話を聞ける点が良かった・聞いてみたかった」というものでした。「海外の翻訳会社と仕事をする際、実務上こういったところはどういうふうにされていますか?」という具体的な質問をいただくことも多いです。
これから海外市場への展開を検討している方はもちろん、海外市場を開拓し始めたばかりの方も、「実際のところ日本の翻訳会社と付き合う場合と何が違うのだろう?」「海外の取引先とうまく付き合うにはどんなことを踏まえておけばいいのかな?」といった点は気になるポイントかと思います。また、すでに海外の翻訳会社と取引のある方でも「自分のやり方はこれでいいのかな?」「実際はどういう立ち回りが求められているのかな?」といった疑問を抱くことがあるかと思います。
翻訳者は1人で作業をするケースが多く、加えて翻訳会社からのフィードバックをいただくチャンスが少ないです。そのため、どういった役回りをすれば翻訳者として重宝されるのか・市場価値が上がるのか、分かりにくい部分が多いですよね。
翻訳者はもちろん翻訳が本業ですが、米国翻訳会社と仕事をする場合は翻訳だけやればいいというケースは多くありません。多くの場合、翻訳以外の周辺作業やプロジェクトをより良く進めるためのパートナーとしての姿勢を求められることが多いのです。
そこで今回のイベントでは、海外展開、特に米国市場の開拓を目指す翻訳者、翻訳学習者の皆さまを参加者にお迎えし、佐々木さんがこれまで米国翻訳会社と取引してきたご経験をもとに「米国翻訳会社と取引をする際に翻訳者が事前に知っておくべきこと」についてお話いただきます。
具体的には、第2回目のイベントでお伝えした内容に一部触れながら、これまでフィードバックでいただいたご質問やご要望などを織り交ぜ、米国翻訳会社と付き合う翻訳者が担う作業の全体像や大切にすべき姿勢などについてお伝えします。もちろんこれまで同様、関連テーマの質問にもたくさんお答えする予定です!
こんな人におすすめ
✔︎これから海外展開を始めたい方・始めたばかりの方
✔︎日本の翻訳会社とは取引経験があるが、海外の翻訳会社との取引経験のない方
✔︎米国の翻訳会社との付き合い方が日本の翻訳会社と付き合う場合とどう違うのか、実務レベルで詳しく知りたい方
✔︎第2回目のイベントに予定が合わず参加できなかった方
イベント「米国翻訳会社と付き合う翻訳者の心得」概要
翻訳者として海外展開を計画中の方・海外展開に興味がある方にはぜひご参加いただきたい当イベント、詳細は下記の通りです。参加をご希望の方は、以下の枠内の最後にあるリンクをクリックしPeatixにてお申し込みください🌸
場所:オンライン(Zoom)
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目次:
1. 翻訳以外の作業
2. 専門性について
3. QA (Quality Assurance)
4. 必要な翻訳関連資料(スタイルガイド、用語集等)
5. Q&A(質疑応答)
注意事項:
※1 多少内容に変更がある場合があります。
※2 佐々木さんはATA認定試験のグレーダーですが、ATAの規定上細かい採点基準などについてのお話しはできません。
※3 イベントの録画は禁じられているため、録画の後日配信はございません。恐れ入りますが当日ご参加いただける方のみお申し込みください。
経験豊富なベテラン翻訳者でありATA認定グレーダーとして数々の翻訳者を見てきた方から実務の詳しいお話を聞けること自体、なかなかありません。貴重な機会となっていますので、ぜひお見逃しなく!
参加費:3,000円
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講師:佐々木サマーズ章子 プロフィール
京都で生まれ大阪で育つ。1986年よりコロラド州在住。1997年チェックやテスティングなど社内翻訳者として地元の翻訳会社で勤務。同年、フリーランス翻訳者。専門はソフトウェアローカリゼーションなどITを経て、現在は主にサイバーセキュリティと医薬・ライフサイエンス。英日翻訳が主。1997年よりATA(アメリカ翻訳者協会)とCTA(コロラド州翻訳者協会)の会員。ATA認定英日翻訳者。2007年よりATA認定試験英日グレーダー。取引先は主に米国翻訳会社だが、欧州を拠点とする翻訳会社との取引経験あり。同志社大学英文科卒。サイマルアカデミー通訳養成コース基礎科修了。
共催者:ランサムはな プロフィール
アメリカ翻訳者協会(ATA)認定翻訳者。英検1級。英検2次面接官。
津田塾大学英文科卒業後、全国展開の英会話学校で主任講師を務める。米テキサス大学大学院で教材開発を専攻。米国外国語教材制作会社の英語教材開発に参画。ニューヨークの日系新聞社の翻訳を始め、デル、グーグル、マイクロソフト等、一流企業が日本市場を開拓する際の日本語化にも多数参画。Eラーニングの教材翻訳も多数。現在は世界中から仕事を受注しながら、日本と米国を往復している。日本語教育能力検定試験合格、アメリカの大学で日本語の講師も務めた他、現在もアメリカ人向けに日本語教師として個別レッスンを提供。翻訳者としてのキャリアを広げるため「テキサス発やさしい翻訳塾」のコミュニティ主催や、テレビ、雑誌、ラジオ出演などメディアを通じた翻訳の魅力発信にも注力。