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米国のカーブスにも行ってみました

皆様、こんにちは!
その後、いかがお過ごしでしょうか?
私は前回からお話ししているとおり、セミナー講師としてデビューすべく、勉強やワークアウトに余念がありません。
さて、前々回、日本での女性専用フィットネスジム「カーブス」に行ったときの体験についてお聞きいただきましたが・・・。
米国に滞在している間、米国のカーブスにも行ってみることにいたしましたよ。
世界中の支店で「トラベルパス」が使える、という規則があると聞いたので、米国でもトレーニングを続けようかと。
・・・そもそもカーブスって、米国テキサス州が発祥の地なんですよね。
ウィキペディアによると、1992年に最初のカーブスがテキサス州ハーリンゲンというところに設立されたと書いてあります。
なので、テキサス州は、いわば本場。
創立23年目を迎えたカーブス発祥の地でのワークアウトなんて、面白そうじゃね?・・・と思ったわけですよ。
・・・ところが不思議なことに、「カーブス始めたよ!」って在米の友人に言っても、反応が今イチなんですよね。
みーんなニヤニヤして聞いてるんだけど、「私もやりたい」「やってる」って言う人がいないの。
で、「ああ、カーブスって、10年ぐらい前に大流行したね」
とか、
「雨後の竹の子みたいに、どのモールにもにょきにょきカーブスができてたこともあったけど、最近聞かないね。
どうなっちゃったんだろう?」って言うわけ。
完全に「あの人は今」的な扱いなんですよ(泣)。
こっちが鼻息も荒く熱く語っているのに、えらく反応が悪い(怒)!
・・・と思っていたら、私が講師を目指しているセミナーのマスタートレーナーの先生(在米)が、「私もしばらく前にカーブス通ったことがあるわよ」って教えてくれました。
おお、ようやく経験者に遭遇・・・。
・・・と思ったのも束の間、この先生も、「続かなかった」って言うの。
「なんで続かなかったんですか?」って聞くと、
「行ってもさぁ、日本みたいにハッパかけて指導してくれるインストラクターもいないし、いつ行ってもガラガラなのよ。
一人でマシンを回るのも空しくって」って言うんですよ。
えーーーっ?
そんなことってあり??
いつも込み合っている日本のカーブスしか知らない私としては、想像もつかないしょぼい話・・・。
・・・正直、信じられなかったんですよね。
そこで、この目でしっかりと確かめてやろうと思って、検索サイトで、最寄りのカーブスを探しました。
どうやらオースティン市内には、カーブスが2軒があるらしい。
・・・しかし、人口91万人の都市で、店舗が2つしかないってのは、寂しいね。
残念だけど、勢いがないって印象は否めない・・・。
でもまあ、気を取り直して、そのうちの一店舗に行ってみました。
外から見たカーブスは、こんな感じ。
↓↓↓

お花もキレイで、なかなか良いんじゃ?
ところが、中に入ると・・・
やたら広いんですよねえ。
私が通っていた札幌のカーブスの3倍ぐらいの面積。
奥に目をやると、黙々とワークアウトに励む白人のおばちゃんたち。
なんだけど・・・。

いやにスカスカだし、統一感が感じられません。
テンションも高くない。
年齢は割と高めかな?
日本みたいに若くて、「さあ~、心拍数を測りま~す!」って音頭を取ってくれるキレイなお姉さんもいないし・・・。
「人と比べない!」とか
「無理をしない!」とか、狭い壁に所狭しと貼られている標語もないし・・・。
がらーんとして寂しい感じです。
それに、よくわからんけど、マシンから離れて、中央の空きスペースで身体を動かしている人もいる。
何をやってるのか?
みんな動きがバラバラです。
・・・きょと~んと突っ立っていると、背の高い白髪の白人のおばさんが声をかけてきました。
「ハウキャナイヘルプユー?」って。
日本のカーブスの会員であることと、トラベルパスを利用してワークアウトしたいことを伝えると、
「じゃあ、勝手はわかっているわね?」と。
「・・・と思います」って言うと、「でもうちでは、通常のワークアウトとは別に、クラスもやってるんですよ。
ちょうど今やってるのは、ジリアン・マイケルズ」
は?
ジリアン・マイケルズ?
何それ?男?女?
それとも、クラスの名前?
・・・目を白黒させながら目を凝らすと、正面のテレビモニターに女軍曹みたいな白人の女性が映って、ゲキを飛ばしている。
どうやら「ジリアン・マイケルズ」は、このビデオクラスの講師の名前らしいんです。
(※あとで調べたら、人気ダイエット番組のインストラクターとしてブレークしたセレブコーチでした。)

・・・ようやく、わかってきました。
中央のスペースで飛び上がったりしている人は、このビデオクラスの指示に従って身体を動かしているようなのです。
受付の女性の説明によると、
「このビデオもワークアウトと同じで30秒刻みで指示が変わるから、ビデオの合図に従ってマシンを変えてもいいし、その場足踏みの部分をジリアンのプログラムで差し替えてもいいし、ご自由にね」
・・・しかし、このジリアン先生の叱咤激励の調子が、日本の「はぁーいみなさ~ん♪」とは全然違う口調・・・。
上でご紹介したビデオでは、「自分の中に潜む『タフガイ』を引き出すのよ!」とか、「自分で考えている以上に、あなたはできるのよ!」とか言ってますが・・・
「さあもう一ラップ!ワンモアー!!
カモーン、ファスター(速度を上げて!)」ってハッパをかけているエクササイズもあり・・・。
こ、怖(泣)。
だってニコリともしないんだもん、この先生(泣)。
こんなしごきが、アメリカ人は好きなんでしょうか???
でも、気後れしたまま引き下がるのも悔しいので、ジリアン先生のキューに合わせて(でもビデオクラスには参加せずに)マシンのワークアウトだけすることに。
マシンは2つ3つ、日本のと違うのがあるけど、ほぼ同じ。
カードを差し込むスロットもあって、メンバーは心拍数などの記録を取ることもできるみたい。
そのせいか、「マシンから降りて、心拍数を測りましょう~」セッションがありません。
ジリアン先生の「おらおら、気合い入れて~!」と、
「チェーンジ・ザ・ステーション」を交互に聞きながら、いくつかマシンをこなしていると、やがてビデオが終わった模様。
・・・すると、さっきまでワークアウトに励んでいた連中が、ぞろぞろ帰り始めた。
で、ジリアン先生ではなく、普通のアナウンスによるキューに切り替えられたんだけど・・・
これがまた、日本のカーブスのアナウンスとは違っていて・・・。
PLEASE MOVE TO THE NEXT STATION
(次のステーションへとお移りください

・・・って、ごく普通にお行儀の良いフルセンテンスの英語なんです。
それが悪いって言ってるんじゃないんだけど、
リズミカルな
チェーンジ ステーションズ ナウ!
・・・に慣れてる私には、どうも間延びした文章にしか聞こえない。
気が付くと、残ってワークアウトしているのは、私ともう一人の女性だけ。
がら~んと広いスペースで、「プリーズ・ムーブ・トゥ・ザ・ネクスト・ステーション」が響く中、身体を動かしていると・・・
な~んか全盛期を過ぎた遊園地に、平日に一人で行って、メリーゴーラウンドに乗ってるみたいなもの寂しさがこみあげてきました。
うーん、日本のカーブスの熱気と活気が恋しい・・・。
悔しいけど、在米の友人が「遠い目」で語る理由がわかった気がしました。
トラベルパスが使える間は無料だから通うけれど、他のジムも検討してみようかな・・・
・・・そう思いながら帰ろうとすると、「あ、ゲスト名簿にサインして行ってね」と受付のおばさん。
で、サインしようとして、何気なく名簿を見てびっくり!
私の前にサインしていたゲストが、何と日本人だったんです!
所属先ジムとして「JAPAN」って書いてあったんですよ!
日本からのゲストが、もう一人、ここでワークアウトしていたなんて!
しかも、日本人の多いニューヨークとかカリフォルニアじゃなく、テキサスですよ。
すごい偶然じゃありませんか?
・・・会ったこともない日本のお仲間が残して行った「足跡」に、何だか勇気づけられた私・・・。
他に頑張ってるメンバーもいることだし、もう少し通ってみようかな・・・という気持ちになったのでした。
Nさん(たぶんお気づきじゃないと思うけど)、ありがとうございます。
そして、お読みいただいた皆様も、ありがとうございました!

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