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心のふるさと、富良野を再訪問(3)

皆様、こんにちは!
すみません、ちょっと間が空いてしまいました・・・(泣)。
申し訳ありません。
お待たせしました!
今回は、富良野を訪れた旅の最終日についてお話ししたいと思います。
前日、確定申告の手続きを終え、お友達のクミコさんと居酒屋で楽しいひとときを過ごした私ですが・・・
翌日は、午後に札幌行きの電車に乗る前に、クミコさんとお買物をして、お昼を食べることに決めました。
富良野に住んでいたときは、ランチに行って、スーパーやドラッグストア、雑貨店を巡るのが、クミコさんと私のお決まりのデートコースになっていました。
今日はそれを再現しようというわけです。
ホテルをチェックアウトした後、まず向かったのは、コープさっぽろ富良野店。
住んでいたとき、週に何度も食材を買い出しに行った、思い出のスーパーです。
スーパーに足を踏み入れると、昔と変わらないコープさっぽろのテーマソングが・・・♪
不思議なものですねえ。
音楽が聞こえると、条件反射的に、タイムトリップしてしまう。
・・・このまま食品売り場に直行して、バナナとか納豆とか、昔と同じように買い物カゴに放り込みたくなる衝動に駆られます。
「いやいや、今日は100均に来たんだから、2階、2階」と、迷いを振り切るように、エスカレーターに乗りました。
・・・1階の食品売り場を見下ろしながら、2階に上がって行くのは、不思議な感覚でした。
幽霊になって戻って来て、遠くから自分の面影を探しているみたいな?
・・・さて、コープさっぽろで、特売の婦人服やら100均グッズを買った後は、「しまむら」へ向かいました。
「しまむら」に向かう途中で、時々二人で買物に行った「マルタカ」さんのあった場所が、更地になっているのを発見・・・
やっぱり富良野は知らないうちに、少しずつ姿を変えているんだなぁ・・・。
「しまむら」が同じ佇まいで残っていてくれて、ほっとする。
しまむらでは、まあ特に何を買うって話でもないんだけど・・・。
ぶらぶら一緒に服を見ているだけで、楽しかった。
そんなわけで、前日は、旅行者になりつつある自分を実感した私でしたが・・・
今日は一瞬、住民に戻ったような、懐かしい気持ちを味わうことができました。
最後は、駅前の「福寿司」で、ちらし寿司のランチです。

ボリュームたっぷりで、ネタも新鮮でした。
ホタテが美味しかったな。
・・・ということで、あっという間に、電車の時間が近づき・・・。
クミコさんの車から降ろしてもらって「バイバイ」と手を振り、スーツケースを引きずりながら、例のペンギン歩きでヨチヨチと駅へ向かった私・・・。
ちょっとしんみりしながら、復路の切符を取り出そうと、財布を開けたのですが・・・
あ、あれ~~~?
帰りの切符が・・・ない!!!
しょぼんしょぼんしょぼん
お~~~い~~~~(泣)。
こんなところでサザエさん、やってる場合か・・・?
・・・と、ツッコミを入れてみたものの、切符は見つからない。
まったく、トホホであります。
血眼になって、両方の国の運転免許証やらカードやらを全部財布から出し、引っくり返しとっくり返し探していると・・・
・・・あろうことか、さっき「バイバイ」したはずの、クミコさんが入って来るではありませんか!
ひぇ~、恥ずかしい。。。((-_-;)

私の必死の形相を見たクミコさん、
「なんか大丈夫かなあと思って来ちゃったよ。
あら?切符ないの?」
・・・と言うやいなや、一緒になって私の持ち物を探し始めました。
「ク、クミコさん・・・
最後ぐらいビシッと決めて、さっそうと立ち去りたかったなぁ・・・
これじゃ、カッコ悪すぎ・・・」
そういうと、クミコさんは「アハハ、カッコよく決めたいと思っていたところに、私が入って来ちゃったってかい。
ウケる~」と大笑いしている。
結局、電車に乗り遅れたら困るので、駅の窓口で事情を話し、切符を再発行していただくことに・・・。
「あとで見つかったら、札幌で払い戻しを受けてください」と駅員さんから説明を受け、手続きを進めていると・・・
・・・クミコさんが隣りの待合室から戻って来ました。
で・・・何かと思ったら、温かいミルクティーやら、パイ生地で餡を包んだお菓子やら(キオスクで買った?)、いろいろなおやつを私のポケットにねじ込み始めるのです。
ポケットは、口いっぱいに食べ物を詰め込んだリスのほっぺみたいに、パンパン・・・。
「ク、クミコさん・・・
いいのに、こんなにしてくれなくて・・・
これじゃ、遠足に行く子供みたいだよ」
と言うと、
「いいからいいから。
疲れてるんでしょ?
電車に乗って、お茶でも飲んでやれやれしてね。
雪が解けて夏になったら、今度は二人で車でおいでよ!
じゃあまた、元気でね!」
と、手を振って送り出してくれたクミコさん。。。
ありがとう・・・(泣)。
こうして重いスーツケースを抱えて、無事に札幌行きの電車に乗った私・・・。
ポケットに手を入れると、温かいミルクティーのぬくもりが伝わって来ました。
あ~あ・・・これだからなあ・・・。
次回、富良野を訪れるときも・・・
ただいま」って言っちゃうんだろうな、きっと・・・。
早くも、次回の帰省が待ち遠しくなってしまいました。
電車の窓から富良野が遠ざかって行くのを見ながら、私は・・・
「クミコさん、富良野の皆様、元気をいただき、ありがとうございました。
お世話になりました。
夏になったら、またお目にかかりましょう。」・・・と、思ったのでした。
また来るね!
お読みいただいて、ありがとうございました。
(追伸:切符は結局、落ち着いて探したら見つかりました(-_-;))。

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心のふるさと、富良野を再訪問(3)」への2件のフィードバック

  • baba-neko

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    PASS:
    あはは、切符、そんなもんなんですよね。私も似たようなこと、ちょくちょくあります!
    それにしても、楽しさ満載の富良野滞在だったことがよくわかります。お友達の存在が大きいですよね♪
    マジにいつかは、どっちがうまくラーメンすすれるか大会とかをしたいものです。

  • SECRET: 0
    PASS:
    >baba-nekoさん
    ばば猫さん、コメントありがとうございます♪そうそう、結局どこに行っても出会いですべてが変わってきますよね。
    ほーんと、ラーメンすすれるか大会、したいですねぇ。勢いつけすぎて鼻から出ないといいけど。笑

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