NHK朝ドラ「花子とアン」の主人公の吉高由里子さんが、英語の猛特訓を受けているという記事が出ていた。
吉高由里子 好調朝ドラ支える「英語猛特訓」の舞台裏
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http://news.livedoor.com/article/detail/8804016/
吉高さんも苦労しているんだなー、というのが伝わってくる。
本当に、多くの日本人にとって、英語の発音は鬼門というか、マスタ－するのが大変だ。
英語圏に来て、自分が発音に苦労している単語を、3～4歳ぐらいの子供が難なく発音しているのを聞くと、この人たちはそもそも口の作りからして違うんではないかと思ってしまう。
「口の周りの筋肉の使い方を指摘しながら、舌の使い方も指導していました」と記事に書いてあるのを読んで、やっぱり英語の発音も、インナーマッスルやヨガみたいに、普段日本語の発音では使わないような筋肉を鍛えることが必要なのかなと思った。
私もアメリカ英語の「R」と「L」、「TH」、「F」、「V」など、日本語にはなくて、英語に特有の音の発音方法は何とかマスターしたと思うのだが、ようやくできるようになったと思ったら、今度は「Bold」（大胆な）と言うつもりを「Bald」（ハゲ）と言っちゃったりして、母音の発音でコケる。
「Bald」と「Bold」は意味でも混乱しやすくて、すぐにどちらがどちらかわからなくなってしまう。「a」を使う「Bald」は「ハゲ」という意味なので、こじつけて「つづりの見た目で毛が生えている方がハゲ」と自分に言い聞かせて覚えようとするのだが、結局本番になると焦って言い間違えるので、あまり役に立たない。
ところで、私にとって、一番発音が難しい英単語は、「CHEVROLET」（シボレー）である。
ご存知かもしれませんが、アメリカの自動車メーカーの名前ですね。
日本人にとって苦手とされる、「V」と「R」と「L」が一か所にごちゃっと集中していて、1つ1つ几帳面に発音しようとすると、結構大忙し状態になるのです。
最初に下唇に歯をひっかけて「ヴ」（V）と言い、ほぼ同時に舌を後ろに巻き込んで「ロ」（RO）と言い、完全に言い終わらないうちに舌を前に持ってきて、歯の裏側に付けて「レー」（LET）と言う。
ネイティブが発音しているのを聞くと、「シェ（チェ）ブラレイー」と聞こえる。
それにしても、何でこんな難しい発音の名前を車につけるんでしょうか。
日本車は、「ハンダ」（←ホンダ）とか「トイオーター」（←トヨタ）とか「マーズダー」（←マツダ）とか、アメリカ人にも発音のやさしいネーミングだと思うんですけど・・・
これはもう、名前からして日本車の勝ちですよ。
・・・と、GMのディーラーの前を通るたびに、大人げないなあと思いつつも、車の実際の性能とはまったく関係のない、よくわけのわからない独り言を悔し紛れにつぶやいてしまう私です。
（いつも応援ありがとうございます！）
一番発音の難しい英単語
On 4 Comments 
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30年いても泣かされますよー。私のラストネーム、Millerはこの苗字になって33年になるのにいまだにm-i-l-l-e-r, miller ってスペル言ってますよ。頭に子供の名前を付けてJimmｙ MillerとかMrs.Millerっていうとなんとか伝わるんですが、Yokoとつづけたら絶対にわかってもらえません。
それとそのとおり、CHEVROLET、これは発音できない、もともとはフランス語でしょう。どうしても車種を指定しなきゃならないときはシェヴィーでごまかしています。絶対、シボレーは買わない。
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vocabularyって単語、嫌いです。日本語教師という仕事柄、言う機会がとても多いのですが。
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＞さおりさん、本当だ、Vocabularyも難しいですねえ。VとBの間で「キャー」って口を横に広げないといけないですもんね。同感です。さおりさんは日本語の先生をしていらっしゃるんですね。私も昔やりましたが、日本語感覚をキープするのが一苦労でした。でも、いろいろな出会いがあって面白いお仕事ですよね。
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＞akichanさん そっかー、発音で苦労してたのは私だけじゃなかったんですね。ちょっと安心。でも日本語の苗字もわかってもらえないし、辛いところですよね。
シボレーは買うつもりないけど、レンタカーとかで時々選択肢として指定しないといけないときがある。これ、なかなか辛いっすね。