皆様、こんにちは!ランサムはなです(本日は、紀伊國屋書店オースティン店に入荷されていた拙著のお写真をお届けしています)。いつも応援、ありがとうございます!
このところ、拙著『写真で見る 看板・標識・ラベル・パッケージの英語表現』やこのブログをお読みになった読者の方々から、様々なコメントをいただいています。
先日いただいたコメントはこちら。
「東京の地下鉄で気づいたことがあります。警告の意味なのにほとんど全部の文がPleaseで始まっていることです。日本語の「~してください」をそのまま訳しているようですが、アメリカならほぼ全部と言っていいほど命令形(Pleaseなし)でしょう。私はネイティブではありませんが、日本の「Pleaseの氾濫」はなんとかしてほしいものです。」
・・・ということなので、実際にどういう看板のことを言っているんだろうと思って、調べてみました。
これって、「のりださない」(Please don’t lean over the platform door)とか、「立ち入らない」(Please keep out)などと書かれている看板のことでしょうかね?
だとしたら、確かにそのとおり。拙著でも地下鉄や電車の看板を取り上げていますが、「プリーズ」が付いている表現は、なかったような・・・。
では実際にはなんて書いてあるかというと、「Do not lean on door」(「ドアにもたれるな」)これだけ。そっけないというか、ストレートというか?でも一発でわかります。
日本の感覚からしたら不愛想に聞こえるかもしれませんが、厳密にルールを守ってほしいときに、愛想とか関係ないですよね?要はこちらの要求を聞き入れてもらえればいいわけで・・・。むしろはっきり言わないと、「プリーズ」を連呼されても、英語ネイティブはもやっとするだけだと思います。
こういう、「命令なのに命令と訳さない」みたいな、感覚的な違いが日本の看板にはまだまだ多いなあ、と思います。日本の感覚で英訳しても違和感が残ってしまうので、ぜひ拙著で海外の看板ではどのように表現されているか、比べてみてください。
コメントをくださったAYAさん、次回はぜひお写真も一緒に送っていただけると嬉しいです。また、日本で見かける不思議な看板があったら、こちらもご報告いただければ幸いです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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