今日は、お礼とお知らせを兼ねて、SNS の話をしたいと思います。
4月にFacebookを開設してから、ちょうど一ヶ月が経ちました。
ブログ村ランキングに参加したのも、ちょうど一ヶ月前・・・(←皆様、いつも応援をありがとうございます!)
ツイッターは、まだ開設して二週間ぐらいかな?
日本にいたときは、シャイ(?)と自認しておりまして、「ふんっ、SNSなんて、こっぱずかしくってできるかいっ!」なんて、ひたすら敬遠路線を貫いていた私でしたが・・・。
ブログを書くようになって、アメーバ会員登録していない方にもアップデートのお知らせができるように、とFacebookとツイッターを始めたわけでございますが・・・(ブログも今年に入って始めたばかりだから、半年たっていません)。
結構、楽しい(*^.^*)
まあ、まだツイッターみたいに「不特定多数の方々に何か言ってみる」、というのは、「聞いてるか~い?」と思いながら、森に向かって何か言ってみる、みたいな戸惑いが隠せないのは事実。
まだまだこれから慣れて行く必要がありそうです。
でも、皆さんからいただくリツイートなどを楽しませていただいています。
今回、SNSをやってみようと思った理由は、実はもう1つあります。
アメリカに来て、SNSが社会現象と言えるほど、一般市民に浸透していることを実感したからなんです。
翻訳者の方や言語教育関係者の方はお気づきかと思いますが、物事が社会現象と言えるほど大きくなると、言語にも影響が出てきます。
以前にもお話ししたとおり、私は2003年に日本に帰国してから、何年も北海道富良野市で引きこもり同然の生活をしておりました。
翻訳の仕事をしている以上、毎日英語には接しているわけですが、技術翻訳などの分野になると、割とあらたまった文体が使われていることが多いので、それほど最新の流行についていかなくても、何とかなるわけです。
ですが、久々にアメリカに戻って来てみて、SNSがいかに多くの方々の生活の一部になっているか、ということを、まざまざと実感したのです。
最初は、ピザの出前を取ったときに、ピザの箱に「Like Us!」と書いてあったのにびっくりしました。
まず、「Like」が命令形で使われている、という文型が新鮮でしたね。
「はぁ?好きになれ?・・・何それ?」と思いました。
「!」がなかったら、従来の英語のように、「私たちのように」という意味と思っていたかもしれません。
Facebookの「いいね!」を押してくれ、という意味だ、とわかって、二度びっくりしました。
「Facebook」なんて言葉、一言も書いてないのにね。
(親指を立てた「いいね!」ボタンのアイコン画像はありましたけど・・・)
ピザの箱にこういうふうに書いてあるということは、若者だけじゃなくて、老若男女、誰もがFacebookを知っているということ。
Facebookは英語という言語を変えてしまうぐらいの影響力があるんだな、というのを実感しました。
さらに先日、この印象を決定づける経験をしました。
二週間ほど前、イースターの週末に、ダンナのご両親が遊びに来てくれまして、近くの公園でピクニックをしたのですが・・・。
私たちがアメリカに戻って来た当初、どんなにアメリカが変わっていて、びっくりしたか、という話になりました。
ビデオ屋さん(Blockbusters)のお店が跡形もなく消えていてショックだった話や、食品表示が変わっていて意味がわからなかった、などの話をしていて・・・
お義母さんに「そうそう、私も遅ればせながらFacebookを開設したんですよ。」と報告したのです。
そうしたら、お義母さん、「Oh, then I have to FRIEND you!!」と言ったのです。
この表現にもびっくり。
「フレンド」が動詞になっていたとは・・・と思いました。
特に流行に詳しくもない、70歳近いおばさんが、こういう表現をするなんて、やっぱりSNSの影響はただものではない、と思ったわけです。
まあ、そういうわけで、まだまだ駆け出しで、つながりも少ない私ではありますが、皆様の暖かい応援のおかげで、無事にSNSデビュー一ヶ月目を迎えることができました。
これからも、少しずつ活動の場を広げて行ければと思っておりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
少しでも皆様のお役に立てる情報発信を心がけていきたいと思いますので、アメリカのこういう側面に興味があるので、調べてほしい、というようなご要望がありましたら、お知らせいただければと思います。
ツイッター⇒@HanaKRansom です。引き続き相互フォロー受付中!あ、あと読者登録(アメーバ)の方もよろしくお願いします。
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ほんと、世の中どんどん変わっていますね。その変わり方がものすごく速い!Friendが動詞になって、新たにDefriendという言葉もできました。フレンド解消ですね。Textも動詞になり、それから派生語としてSexting(自分のヌードの写真などをボーイフレンド/ガールフレンドに送る)なんて言葉も生まれています。LOL(大笑い)とかYOLO(人生一回だけ)とかもだいぶ古くなってきてるし、ティーンの世界ではもうEメールは過去の遺物。誰も使ってないみたい。