皆様、こんにちは!ランサムはなです。
昨日、SBSの記事を受けて「ドナルド・トランプ新大統領の英語が翻訳者泣かせである件」という記事を書いたところ、多くの方に見ていただけたようです。本当にありがとうございます!
その後、お友達のロンドン在住通訳者・平松里英さんがBBCラジオに出演して、トランプ氏の英語がどうして厄介か・・・というのを日本語通訳者の目線から英語で説明している音源を入手しましたので、シェアしますね。
昨日私がブログに書いた「意味不明」「冗長性」などの特徴に加えて、トランプ氏の英語について詳しく解説なさっているのが印象的です。私としては、特に里英さんが「rhetoric」という表現を使っておられたのが興味深いと思いました。「rhetoric」というのは、聞いてて何となく気持ちがいいんだけれども、いざ翻訳しようとすると美辞麗句ばかりで中身がない、意味を直訳しても伝わらない・・・などの苦悩を一言で端的に表現している言葉で、ぴったりの表現だと思います。
その他、「感情を煽るような表現を何度も繰り返す」など、今までの政治家にないタイプの発言をする、などの分析もされています。
いろいろと思うところもあるだろうと思うのですが、そこはプロに徹して、冷静に分析されているところがさすがです。
英語の勉強にもなると思うので、よかったら聞いてみてください。
30分の番組ですが、23:43ぐらいから5分程度、Rie Hunterという名前でお話しされています。
↓↓↓