皆様、こんにちは!ランサムはなです。
無事に日本での確定申告・その他手続きを終え、アメリカに戻って参りました。
今回は、札幌(新千歳空港)→ソウル(仁川国際空港)→ダラス・フォートワース(DFW)→オースティンという私の定番ルートです。
2月は北米路線の閑散期ということで、最低料金。飛行機も空いています。
フリーランスの良いところは、切符の安いローシーズンに旅行できるということ・・・
せっかくなので、このメリットを利用しない手はありません。
ソウル・仁川空港では、乗継便が翌日出発なので、韓国に出国せず空港内のホテルで過ごしました。
韓国観光をするのには時間的に中途半端だし、出国・入国手続きにも時間がかかるので、乗継客しか利用できないインチョン・エアポート・トランジット・ホテル(Incheon Airport Transit Hotel)を利用。
ブラインドを開けると、ホテルの部屋から空港のコンコースが見えます。
夜になるとガランとしていて、メトロポリタン美術館に忍び込む「クローディアの秘密」のクローディアみたいな、「本当はいちゃいけない場所を屋根裏から覗いている」隠れ家のネズミ(?)みたいなドキドキ感が味わえて、好きです。
広々としたショッピングモールもありますが、こちらはお買い物をする暇もなく、朝方まで仕事してました(汗)・・・。
晩ご飯は仁川空港内の韓国風海苔巻き(キンパ)の専門店「ロボットキンパ」を見つけて、テンション上がりまくり!
お持ち帰りにしてもらってホテルでいただきました。
食べきれない分はお夜食にもなるので一石二鳥でしたよ~。
仁川空港を利用される方は、ぜひお試しください。
朝方まで仕事していたので夜はあんまり眠れなかったのですが、とりあえずゆっくりできました。
翌日はダラス便出発前に、大韓航空のラウンジ利用券があったので、ラウンジを利用。
飛行機の発着を眺めながら、ビュッフェ式の朝食をいただきました。
一流ホテルのシェフが用意しているという朝食ビュッフェに加えて、下のようなカップラーメンが常備されているところが韓国ならではだな~と思いました。
若い頃だったら、確実にがっついていたと思う・・・。
で、朝食も終わり、いよいよ搭乗→ソウルを出発。
空の青さと下の山脈の風景とのコントラストが、息を呑む美しさ!
ぜひ皆様にも見ていただきたいと思って、たくさん写真を撮りました。
2度の機内食も充実。最初の食事はビビンバ。
二食目はエビ入りパスタを選びました。
窓際の席に座ったのですが、隣の席も空いていてゆとりがありました。
よっぽど乗客人数が少なかったのか、客室乗務員がピーナッツを2袋ずつ配っていた・・・。
長時間のフライト、嫌がる方もいらっしゃいますが・・・
私にとっては仕事に追われずにのんびりできる唯一の空間なので、至福のときです。
で、機内では仕事疲れもあってゆっくり寝て行こうと思っていたのですが、前日に購入した村上春樹さんの「騎士団長殺し」を読み始めたら止まらなくなり・・・(面白いです!)
目が冴えた状態で早朝のダラスに到着しました。
ダラス付近の空もまた、ソウルと違っていましたが、きめ細かい雲が美しかったです。
今回の旅行は、本当に空が美しくて心が洗われました。
・・・ということで、無事に同日朝8時過ぎにダラス・フォートワース空港に到着しました。
やはりテキサスは暖かく、雨上がりのようでしたが「もわっ」という温かさに包まれました。気温は27℃!
北海道の厳寒から来たセーター着用の私としては、汗をかいてしまう暑さです。
トランプ大統領就任後ということで、移民への対応が厳しくなったという情報を聞いて心配していた入国審査も、私に関して言えば、グリーンカード保持者ということで「米国・カナダ市民」と同じ列に入れていただき・・・。
無人化が進む入国審査端末機で自動審査を終え、有人審査に回されることもなく税関へ。
入国審査はスムーズでしたが、税関審査ではさすがに米国市民と同じ扱いはしてもらえず、「外国人」として長蛇の列に並びました。いや~、この列の長かったこと・・・。
「米国人・カナダ人」の列を横目で見ながら、グリーンカード保持者ってほんとに半分アメリカ人、半分外国人みたいな中間的な扱いなんだな~と思いました。
でもまあ審査では「How long were you gone?」(どれぐらい米国を離れていたのか)と聞かれただけで、荷物を開けられることもなく通してもらえました。
無事に入国でき、税関審査でいったん受け取った荷物を再びアメリカン航空に預け直し、国内線ターミナルへ移動。
びっくりするぐらいスムーズな入国で、やや拍子抜けでした。
実は米国在住の友人から「日常生活的には全然普通」「平和」なんてコメントをいただいていたこともあり、ひょっとすると体感的にはそんなに大きな変化がないのかな?・・・とも思っていました。
ただ、「全然普通」「平和」って、どうも違和感を覚えてしまう・・・。
この違和感、なんでだろう?・・・と思って記憶の糸をたぐり寄せてみたら、東日本大震災のときに海外の人が「放射能は大丈夫か!」って大騒ぎしているときに、日本在住の方々が「全然普通」「平穏」「平和」って表現を使っていたんですよね・・・。一字一句まったく同じ表現っていうのがちょっと・・・う~む。
まあそんなこともあって、ひねくれている私としては、つい額面通りに受け取っていいものやら疑いたくなってしまうのですが・・・。
これから日常生活に戻って、また新たに気づいたことがあったら、シェアさせていただきますね。
まずは無事戻りましたので、ご報告まで・・・。