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英語力の低下、日本語力の低下(泣)

みなさま、こんにちは。
ちょっと間が空いてしまいましたが、いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
日本に帰国して約一ヶ月。
早くも英語が出て来にくくなっております(泣)。。。
アメリカ人のダンナと英語で会話するときは、それほど低下しているとも思わないのですが、同じ英語でもドイツ人の方とか、アメリカ英語ではない英語を話す方と会話をすると、どうもつっかえつっかえになってしまう。
何よりも単語が出てきません。
筋肉と同じで、語学力も使わないでいると鈍ってしまうのかなあと痛感しております。
・・・それにしても、ちょっと早すぎないか?
10年近くのブランクを経て、数年前から再び日本とアメリカを行き来するようになった私ですが、アメリカに戻った当時も英語力を取り戻すのが大変でした。
周囲が話すスピードについていけないし、姪っ子が「Are you fixing to…」(←getting ready to…のテキサス方言)などとテキサス訛りで人なつこく話しかけてくれているのに、目をパチクリ状態。
大人数での家族団らんで会話を聞いているうちに、頭が疲れて居眠りをしてしまう。
数時間ともたなかったんじゃないかな。
時差ボケだと言ってごまかしましたが・・・(汗)。
ウォールグリーンズというドラッグストアに行ったときは(薬局なのでいろいろな薬が置いてあるのですが)、商品棚の横を歩くと、商品に記載されている英語の文字がパッケージから飛び出して、私に襲い掛かってくるような、ちょっとSF映画の特撮効果のような錯覚を覚え、「ひぇー、助けてくれ」状態になりました。
お店を出てきたら、ぐったり疲れてしまった。
英語に浸りきるという環境に身を置くことを英語教育では「イマージョン」と言いますが、やっぱり現地で暮してみるとみないのとでは、入ってくる情報量が全然違うと思います。
言葉に不自由する環境で、慣れない言語に囲まれて暮すということが、いかにストレスを感じるものであるか・・・ということも、久々に思い出しました。
少ししたらさすがに慣れて、ウォールグリーンズに行くことも恐怖ではなくなりましたが・・・。
日本語の場合、母国語のせいか、長年のブランクを経て帰国しても、英語力を取り戻すときほどの疲労感を覚えることはありません。
でもやっぱり、アメリカにいてしばらくすると、自分の日本語に自信がなくなってきます。
意思の疎通や情報の伝達はできるけれど、気配りの行き届いた細やかな言い回しを思いつくのが難しくなるし、英語に囲まれているせいか、外来語、和製英語と英語の境界線が曖昧になって、ノートパソコンのことをラップトップと言い始めたりする。
以前、日本で暮らしているときに手掛けたプロジェクトのバージョン2のアップデートが、アメリカにいるときに来たことがあって、自分で作った翻訳メモリを見てみたら、微妙に言葉の選び方が違っていた。
アメリカにいるときの方が、カタカナ語を選ぶ傾向が強くなっているような気がします。
やっぱり周囲の環境の影響を受けているのかなぁと思います。
自分の仕事は英日翻訳がメインだから、日本にいる時間を長くした方が仕事的にはプラスになるんじゃないかと思う反面、日本にずっといると、苦労して習得した英語力が低下することは避けられない・・・。
それでなくても、第二外国語は劣化速度が速いのに・・・。
日本にいれば英語力の低下を実感するし、アメリカに行けば日本語力の低下を実感する・・・
永遠の悩みというか、ジレンマだなあ。
日本でも英語を使う/アメリカでも日本語を使うように普段から心がけてはいても、やはり限界があるなと感じます。
小さい頃からバイリンガル環境で育った人は、このような悩みとは無縁なのでしょうかねぇ。
そう言えば、以前ある翻訳者学会に行ったときに、先輩翻訳者が「小さい頃からバイリンガル環境で育った人は、翻訳者になんかなりません。生まれつきの語学力を生かして、別の職業に就きます。語学習得にお金と時間を費やして、苦労した人だけが翻訳者になる」と、やや自虐的に言っていたのを思い出しました。
それって当たっているかも。。。
というわけで、どなたか、日本で英語力/アメリカ(またはその他の外国)で日本語力を維持するのに、「こういう方法がお勧めだよ」というアドバイスなどがありましたら、お知らせいただければ幸いです。
ツイッター⇒@HanaKRansom です。引き続き相互フォロー受付中!読者登録(アメーバ)の方もよろしくお願いします。

英語力の低下、日本語力の低下(泣)」への2件のフィードバック

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    初コメントです!よろしくお願いします。
    これからもよろしくお願いします。
    絶対また来ますので更新お待ちしてます!

  • SECRET: 0
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    記事読みました!
    文章からですが、少し蘭野ハンナさんのが気になってしまいました。
    それでは、またきます!

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