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ホットストーン・マッサージ体験記@米国(2)

さてさて、皆様・・・
先日からお届けしている「ホットストーン・マッサージ」でございますが・・・。
お待ちかね(?)、本日は実際の体験記でございます。
前回、いろいろ説明を聞き、好奇心も手伝って、勧められるままに、盛りだくさんのオプションを申し込んでしまった私・・・。
想定外の出費になっているにも関わらず、「会員価格」「半額」「割引クーポン」のキーワードの連発に、得してるんだか損してるんだかわからない混乱状態になりつつも・・・。
名前を呼ばれて、受付の奥のドアを開けると・・・
施術室がずらーっと並んでおりました。
何だかホテルの客室みたい。
以前に行った中国式マッサージ(体験談はこちら)では、仕切りはあるけど施術室自体は大きな暗い一つの部屋だったのですが、今回は全部がドア付きの完全個室でしょ?
何だか病院の大部屋と個室みたいな違いだな~・・・と思いました。
ディープティシューマッサージ(体験談はこちら)のときもそうだったけど、欧米では服を脱ぐとか肌を見せるということに、えらい気を遣うみたいですねぇ。
で、施術室として通された部屋は、こんな感じでした。
↓↓↓

施術台自体は前回行った「ディープティシュー」のときとそっくり。
下の方に写っている小袋は、イヤリングとかアクセサリーを外したときに保管しておくものだそうです。
脱いだ服を入れておく手提げやバスローブもあって、なかなかおしゃれ・・・
ただ、施術台の横にある、四角い鉄の鍋みたいな機械が、ちょっと見慣れない感じ・・・。
何これ?と思いながら、近寄って覗き込んでみると、中にはこんなものが・・・。
↓↓↓

何といいましょうか・・・
囲碁の碁石のような形で、手の平サイズの黒い石が15、6個、熱湯に浸されているんです。
はー・・・
これがその「ホットストーン」の正体だったのか・・・
岩盤浴みたいな板じゃなかったんだ・・・
・・・と思っているところに、セラピストさんが入室。
50代ぐらいの白人の男性でした。
「ディープティシュー」のときみたいに、いろいろ社交的におしゃべりをしないといけないのかしら・・・
だとしたら面倒だなぁ・・・と思っていたところ・・・
「寝ちゃってもいいですよ」なんてさらっとおっしゃる。
会話を期待されていないことがわかって、ちょっとほっとしました。
・・・ということで、肩と首を集中的に、でも全身をマッサージしてね、とお願いして、施術が始まりました。
おしゃべりはなしということで。
最初は、頭側と向かい合わせに立って、背中から臀部方向にかけて両手でマッサージ。
オイルをさーっと行き渡らせます。
なかなか手慣れた感じ。
・・・と思っていたら、セラピストさん、ちょっと中断して、さっきの鍋みたいな機械の方へ・・・
石の準備をしているみたい。
何やらタオルで拭いていたと思ったら・・・
ほどなく、じわ~っと熱めの塊が片方の肩に押し付けられました。
う~ん、ホッカイロよりも硬い感触で、奥まで温かさが届くような・・・
こりゃたまらんですのぉ・・・。
温泉に浸かろうとして片足を入れたときのような、じんわりとした記憶がよみがえります。
さあ、これから湯船に浸かったときみたいに、緊張が一気にほぐれていき、
ふもぁぁ~~~ドキドキニコニコ

とか、
ほげぇぇ~~~・・・ドキドキ得意げ
とか、言葉にならないため息が出るんでしょうか???
温泉に首まで浸かったときのように、骨抜き状態でま~ったりできるんでしょうか???
・・・と、期待感がマックスになりかけた、その矢先に・・・・
な、なんとそのホットスポットが、別の場所に移動するではないですか!
え~っカゼ

ちょ、ちょっと待った~っ!
このアタフタ感、肩すかし感を、どのようにお伝えしたらよいのでしょう?
ちょうど、
ふもぁぁ~~~・・・
って解きほぐされかけてたその部位の緊張が、
ふも!?叫び
ぐらいでぴたりと止まっちゃって、
「あれぇ?」
ぁぁ~~~~・・・」はどこ?
ぇぇ~~~~・・・」はどこ行っちゃったの?
・・・なんて混乱している間に、ホットスポットが鬼ごっこでもするようにあちこちに動くというのは・・・
ちょっと生殺しじゃないかと思いましたよ(泣)。
せめてあれだけたくさん石があるんだから、ケチケチせずにもっと気前よくバンバン石を置いてくれればいいのに・・・
「あのー、1個じゃなくて何個か敷き詰めてもらえませんか?」
・・・と言おうかとも思ったけど、
どうやら見ていると、この石は鍋から取り出した直後は熱すぎるらしく、セラピストさんが人肌にちょうどいい温度になるように加減しながら、背中に押し当てているみたい。
ひょっとしたら、バカバカむやみに置いたりしたら、火傷しちゃうのかもしれません。
だけど、一か所だけじわーっと温かくなって、凝り固まってた部分がほぐれてきたかな?ってところで他の場所に移っちゃうっていうのは、温泉の全身効果を知っている者にとっては、何ともじれったいものがありまして・・・。
う~、いつになったら、全身が温まるんだ・・・?
・・・な~んて考えているうちに、背中は終了・・・
オプションで追加注文したフットマッサージが始まりました。
パンプキンスクラブということで、何かザラザラした感触のものをつけてくれてる。
スパイスがきいてて、確かに香りはいいのですが・・・
こちらも何だか、ツボをしっかり探し当てて押してくれるというよりは、キュウリの塩もみみたいなんですよねぇ(-_-;)。
何か物足りない。
こうして、う~~~ん、効くぅ~~~、という実感がないまま、セッションは終了・・・。
「終わったよ」と言われたときには、「えっもう終わり?」・・・と思ってしまいましたよ。
どうも不完全燃焼だなあ・・・
フルコースを注文したのに、メインを半分だけ食べて出て来ちゃったような・・・。
釈然としない思いを抱えつつ、今度はフェイシャルってことで、備え付けのガウンを着たままエステティシャンが待機する別の部屋へと移動しました。
で、通された部屋にはこんなベッドが・・・

ベッドも上半身を起こせるようになっていて、やっぱりマッサージの施術台とは違いますねえ。
エステティシャンは60代ぐらいの上品そうな白人の女性で、
「リジュベネーション(活性化?若返り?)コースにしますか?
デトックスコースにしますか?
標準コースにしますか?」と聞かれました。
だけどフェイシャルなんて受けたことがなかったものだから、何がどう違うのかよくわからないんですよねぇ。
とりあえず、乾燥肌ということもあり、エステティシャンの提案を受け入れて「リジュベネーション」を選択。
マッサージのときとは反対に、何か冷たいジェルみたいなのを顔全体に塗って、パック。
パックの間、首筋から肩にかけてもマッサージしてくれたけど、リンパマッサージ?みたいな感じで、あんまり力が入った感じではなかったです。
眉のワックス脱毛も、びっくりするぐらい丁寧にやっていただきました。
で、エステティシャンも、ボーイフレンドがよく日本に出張してるんですよとか、いろいろ世間話をしてくれたんだけど、不思議とおしゃべりが苦にならなかった。
緊張させない話術はさすがです。
まあ、初めてなので、他と比べようがないって部分はありますけど、何もわからない私でも、この人はプロだなって思いました。
・・・で、もちもちの肌にしてもらったところで、終了となりました。
帰りがけに、「たまには自分にご褒美をあげるといいわよ」とエステティシャンに言われて、確かにリフレッシュできたかなと思いました。
・・・ということで、今回の体験で思ったことをまとめますと・・・。
1. エステと併設されているマッサージは、ちょっとゴージャスなセレブ気分を味わいたいときにはいいかもしれないが、私のような肩こり重症の人には、物足りなさが残る。
2. 米国のホットストーン・マッサージは、岩盤浴とはまるきり性質の違うものである。
3. エステで贅沢な時間を過ごすのも、たまには必要かもしれない。
・・・というところでしょうか。
まあ、会員登録しちゃったので、確認の意味も込めてもう1、2回通ってみようと思いますが・・・
ずーっと会員を続けるかどうかは、ちょっと微妙かなという感じです。
エステという新しい世界を見ることができたことは収穫でしたが・・・
・・・というわけで、究極のマッサージを探す旅は、まだまだ続きそうです。
これからも皆様、どうぞおつきあいください。
長くなりましたが、お読みいただいて、ありがとうございました!
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