みなさん、こんにちはランサムはな運営局です。
さて、本日は日本時間9月23日に開催したATA認定グレーダーの佐々木サマーズ章子さんによる「トライアルと第三者レビュー:評価経験者が語る舞台裏」セミナーレポートをお届けします。
講師・佐々木サマーズ章子さんの略歴================
京都で生まれ大阪で育つ。1986年よりコロラド州在住。1997年チェックやテスティングなど社内翻訳者として地元の翻訳会社で勤務。同年、フリーランス翻訳者。専門はソフトウェアローカリゼーションなどITを経て、現在は主にサイバーセキュリティと医薬・ライフサイエンス。英日翻訳が主。1997年よりATA(アメリカ翻訳者協会)とCTA(コロラド州翻訳者協会)の会員。ATA認定英日翻訳者。2007年よりATA認定試験英日グレーダー。取引先は主に米国翻訳会社だが、欧州を拠点とする翻訳会社との取引経験あり。同志社大学英文科卒。サイマルアカデミー通訳養成コース基礎科修了。
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このセミナーは、“米国の翻訳会社との付き合い方”シリーズの最新回として、章子さんがまだ他では公開したことのない全くの“新作“!これまでに200件以上(!)のトライアルや第三者レビュー評価に関わってきた章子さんから、評価基準や翻訳者が見落としがちな留意事項などを教えていただきました。
トライアルの評価において、ミス/エラーとしてカウントされる内容は多岐にわたり、得点制か減点制か、エラーの重大度にも分類があります。また、当然のように思われますが、出された指示に従っているか(例:指示通りにファイル名を付けているか)にも注意を払うことは重要で、これを守っていないと「非常に印象が悪いです」と、章子さん。
ご参加いただいた方からは、
“受講者の質問にていねいに答えて頂けた(S.Sさん)”
“翻訳会社代表としてのトライアル、第三者レビューについては、聞いたこと無いことばかりで、とても勉強になりました(Y.F.さん)” といった声が寄せられたました。
章子さんのセミナーは毎回とても好評で、固定ファンもいるほどです✨
「こんなセミナーを受けたい!」というものがありましたら、ぜひランサムはな運営局までお知らせいただけると嬉しいです!
(執筆:運営局 田中三保子)