あるプロジェクトマネージャーの再出発

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皆様、こんにちは!ランサムはなです。

先日、ここ数年一緒に仕事をしてきたアメリカの会社のプロマネさん(日本では「コーデさん」っていうのかな?)から、翻訳仲間のYさんと私のところに仕事の打診がありました。

このプロマネさん、ずっとアメリカに住んでいたんだけど、年が明けてから急にイギリスに拠点を移したって言うじゃありませんか。

・・・別に転職したわけでもないみたいだし、どうしてだろう?と思って、

「イギリスでの生活は楽しい?いつアメリカに帰ってくるの?」って聞いたら、

「残念ながら、アメリカ人の夫と結婚を続けることができなくて、別居することになったの。実は私はイギリス出身だから、実家に帰って来たの。だからアメリカに戻ることはないわ」って返事で。

そうだったんだ。

「会社が良い会社で、引き留めてくれたから、イギリスでもこうして仕事が続けられるけど、時差の関係で連絡する時間が変わるから。まあ、実家と近くなったのはよかったわ」とも。

・・・なんか辛そうだけど、努めて気丈に振る舞おうとしているのが伝わって来て、何と言っていいのやら。

仕事とはまったく関係なかったけど、何とか力づけてあげたいと思って、

「ご主人と別居することになったなんて残念ね。環境が変わって大変だと思うけど、自分を消耗させ、痛めつける重荷をひきずって歩いても、先に進めないこともあるしね。私も17年前に離婚して、当時は大変だったけど、今では本当にこの決断を下して良かったと思ってる。あなたも今は大変だろうけど、早く新しい機会や出会いに恵まれるといいね」

と書きました。

・・・そうしたら「あ~、気持ちが楽になった。ありがとう!」って返事をくれました。

すると一緒にメールを読んでいたアリゾナ在住のYさんも、

「私も4人の子供を抱えて夫と死別してね。夫が亡くなった時、末っ子はまだお腹の中にいる状態だった。それから必死で来る日も来る日もひたすら締切りをクリアし続けて、早いもので20年、ついに末っ子も成人したわ。あいにく新しい出会いを探すヒマはないけど、Life is good. でもあなたはお相手を見つけてね」って書いて来ました。

プロマネさん、Yさんの話にすっかり感銘を受けて「シングルマザーで4人も子供を育てちゃうなんてすごい!その強さに脱帽するわ」ってメールに書いて来ました。

・・・ほんとに人生っていろいろあって、特に翻訳者とか翻訳業界ってどういうわけか、波瀾万丈な人生を送っている人が多いんだけど・・・

でもみんなこうやって励まし合いながら、世界各地で仕事を続けているんですよね。

私もプロマネさんを元気付けるつもりでメール書いていたつもりなのに、いつの間にか逆に元気をもらってしまいました。なので皆様にもおすそ分け。

(・・・だけどなぜか、欧米のプロマネさんと仕事していると、時々こんなふうに心を開いてメールで語り合えることがあるんだけど、日本の会社ってそういうことないですね。日本の会社とは、すごい真面目なメールばかりで。なんでだろう??いつも不思議に思います。)

そう、人生山あり谷ありだけど、どんなことがあっても、どこででも続けられるのがこの仕事のいいところ。

Life goes on.

本当に、プロマネさんの再出発が祝福されますように。

 

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