田舎暮らしをしてよかったこと(1)

/ 翻訳者・著述家

2003年から数年前まで、北海道富良野市で暮らしていた。
(今でも帰国したときは富良野で過ごしている)
富良野市はご存知の方も多いと思うが、ドラマ「北の国から」や「優しい時間」、「風のガーデン」など、脚本家の倉本聡さんの作品の舞台になっている。
ラベンダーやスキー場も有名だ。
景色も美しい。
実は、富良野に住むと決めたとき、地元の親族には大反対された。
「なにを好き好んでそんな田舎に??」
気が違ったか?みたいな反応だった。
地元の人間の感覚としては、選択肢があるのに田舎に住むなんて、あり得ない話なのだ。
北海道の感覚では、「都会=札幌」なので、札幌で暮らせばいいじゃないか、と言うことらしい。
北海道の人間にとっては、札幌は「北海道の東京」なのだ。
私も北海道で生まれ育ったので、その感覚もわからなくはなかった。
しかし、都会がいいのなら、本物の東京に住めばいい。
ネットがあればどこでも仕事ができるのだから、何も「北海道の東京」で妥協する必要はない。
どっぷりと田舎で暮らしてみる、ということこそ、他ではできない体験だと思った。
ちょうどその頃、父が病気をしたこともあり、晩年にさしかかっていた父と最後のひとときを過ごしたい、という気持ちもあった。
しかし、実家からあまり近くに住むのはちょっと・・・と思った。
顔を見に行こうと思えば行けるが、適度に距離のある場所に住むのがいいように思われた。
富良野は実家から2時間ぐらいの場所にあり、その点でもちょうどよかった。
その他、利便性が良いことも重要なポイントだった。
富良野は、総合病院や大型スーパーもあり、市内でひととおりの用事を足せる。
田舎でありながら、利便性がよかった。
マクドナルドなどのファーストフードもあるので、アメリカ暮らしが恋しくなったときにも対応できる。
そんなところも魅力だった。
(ケンタッキーとミスタードーナツは残念ながら3月で閉店したそうです。泣)
こうしてダンナの全面的協力のもと、アメリカから旭川→富良野への移住を決行した。
・・・あれ、田舎暮らしの良い点を書くつもりが、前置き(富良野に移り住むまでの経過)が長くなっちゃいましたね。すみません。
次回は、田舎に住んでよかったと思うこと(本題)をお話ししますね。

「田舎暮らしをしてよかったこと(1)」への 1 件のコメント

  1. SECRET: 0
    PASS:
    富良野というと私も含め大方の人は「北の国から」を真っ先に思い出すのではないかと思います。私は当時ヒットドラマだったし、続編もたくさん作られたので名前は知っていますが、実際に落ち着いて見たことがありません。ちらほら見ていただけなのですが、「あ~自然に囲まれてのどかな生活をするならこんな場所がいいな~」と思ったことを覚えています。でも、今はその影響もあったのでしょうか、便利が良くなって自然とうまく融合された街づくりが進んでいるみたいですね。思わず一度行ってみたくなりました。

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